クラウド移行のポイントがわかるセミナーを開催!

カテゴリー: VMware, インフラストラクチャーP2   パーマリンク
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今回は2018年7月3日に行われたIIJ主催のセミナー、
~IIJ GIO+Acronisで実現する移行前/後のクラウド活用~
シンプルなクラウド移行と、移行後のデータバックアップ/DRの実現方法とは?? の内容をレポート致します。

日本でもクラウド活用のメリットが広く認知されてきており、IIJにも「ハードウェアのEOSに合わせてクラウドへ移行したい」という相談が多く寄せられるようになりました。しかし、クラウドへの移行は当然ながら初めての経験であるケースがほとんどで、「実際どのように移行するのか?」や「移行時の注意点が分からない」「移行した後、バックアップ運用はどうするのか」といった質問を頂く機会が非常に多いです。そこで今回は、クラウドへの具体的な移行方法や注意点、移行後のバックアップの管理方法にフォーカスしたセミナーを、バックアップソリューションのリーディングカンパニーであるアクロニス様と共に企画しました。

クラウド市場は拡大中、特にオンプレミスからの移行需要が増加

まず1つ目のセッションは、「シンプルなクラウド移行の実現方法と考慮ポイント」と題しましてIIJの向平が登壇致しました。このセッションでは主に移行に関する市場状況と、オンプレミスからのシステム移行のベストプラクティスとして、IIJ GIOインフラストラクチャーP2(以下、GIO P2)の概要をご紹介しました。

株式会社富士キメラ総研のレポートによると、クラウド市場全体は増加傾向であり、その中でも特に既存のオンプレミスシステムの移行市場が2016年から急速に拡大しています。
まさにクラウドがシステム更新の際の有力な選択肢として検討されている状況がこのデータにも表れているのだと考えられます。

では、クラウド移行時の考慮ポイントは??

クラウド移行にあたっては
①サーバー/OSに関する事、
②ネットワークに関する事、
③その他既存環境固有のコンポーネントに関する事
の大きく3つがポイントとして挙げられます。

サーバーに関してはまず移行対象の台数、スペックを洗い出し、事前に費用見積を行います。そして移行に関しては仮想マシンをOSイメージも含めて丸ごと移行するOSレイヤでの移行方法と、クラウド上にインスタンスを新規に作成した後、アプリケーションやデータのみをアプリケーションレイヤで移行する方法の大きく2種類が存在します。OSレイヤで丸ごと移行する方が楽ではありますが、例えば対象のOSがEOSを迎える場合は新しいバージョンのOSのインスタンスをクラウド上に作成し、アプリケーションやデータを移行する方法を採用する方がよいでしょう。

次にネットワークですが、クラウドの場合は基本的にオンプレミスのネットワークとは考え方と構成が変わるケースがほとんどで、それぞれの移行予定サービスの特徴を理解する事が必要です。また、クラウドまでの接続性の観点で、既存の閉域網をクラウドまで延伸できることも考慮が必要です。

最後に、既存アプリケーションやライセンスがそのままBYOLできるか、利用中のUTMなどアプライアンスが利用できるかなどもあらかじめ検討する事が必要です。
もちろんここで上げたのは検討すべき項目の一部分であり、実際にはそれぞれの環境に合わせた考慮事項が多く存在します。このようにクラウドの移行は思ったよりハードルが高く、移行を断念するお客様もいらっしゃいます。

IIJ GIOなら、難しいことは考えずそのまま移行できる

IIJが提供するクラウドサービスである、GIO P2はパブリッククラウド、プライベートクラウドを組み合わせて利用できる、柔軟性の高いサービスです。その中でも特に、オンプレミスからの移行先として最適なのが「プライベートリソース VWシリーズ」です。これはVMwareで仮想化された環境をサービスとしてそのまま提供するサービスで、サーバーやストレージなどのハードウェアやVMwareハイパーバイザーの資産はIIJが保有します。ハードウェアの資産も待たなくて済むクラウドサービスのメリットは維持しつつ、オンプレミスの既存環境と構成を大きく変える必要が無いのが特徴です。しかもVMware環境の管理ツールであるvCenterも管理者権限で提供しますので、運用形態も変えなくて済む、まさに既存仮想環境の移行先としては最適なサービスです。

GIO P2なら、サーバー、ネットワークの環境はそのまま移行できます。また、DBマネージドサービスやデータセンターのラックを利用できるサービスもありますので、これらを上手く利用する事で、既存の環境をクラウドへスムーズに移行できます。
これに加え、サーバーを移行する為のツールとしてAcronisのバックアップエンジンを利用したサービスである「シンプルバックアップソリューション」を利用する事で、さらに簡単にクラウドへ移行できます。具体的な方法は最後のセッションでデモを交えてご紹介しました。本ブログではデモンストレーションの動画を掲載しておりますので、ご覧ください。

クラウド移行後のバックアップ管理は?

次のセッションでは、「クラウド移行後のバックアップとBCPのベストプラクティスとは?」と題しまして、アクロニス ジャパンの佐藤様のセッションです。
アクロニス社はもう15年以上もバックアップビジネスにコミットし、個人向け法人向け問わず、幅広く利用されているバックアップソリューションのリーディングカンパニーです。

アクロニスがここ数年注力している分野がクラウドです。アクロニスでは「ACRONIS BACKUP CLOUD」というバックアップのクラウドサービスを展開。このサービスを利用する事でオンプレミスからクラウドへの移行を非常に簡単に行う事ができます。基本的な仕組みとしてはオンプレミスからACRONIS BACKUP CLOUDへイメージバックアップを取得し、移行先のクラウドへリストアするだけ。インターネット上のサービスを介する事でオンプレミスクラウド間の通信のハードルも低く、手軽に利用できます。

もちろん移行だけでなく、クラウドインスタンスのイメージバックアップとしても利用できますので、このツールだけでクラウド周りのバックアップの要件はほぼ満たせると思います。

狙われるバックアップアプリケーション

しかし最近ではこのバックアップアプリケーションがランサムウェアに狙われるケースが増えています。バックアップアプリケーショのプロセスを不正に悪用し、バックアッップデータを暗号化する事でリストアすら困難にするケースが発生しています。


そこでアクロニスでは、「Acronis Active Protection」という拡張機能を実装し、暗号化が開始された際に専用キャッシュにファイルコピーを自動で生成し、この専用キャッシュからの復元を可能としました。
さらに、このイメージバックアップをDRマシンとして利用する事が可能な「Acronis Disaster Recovery Cloud」というSaaSでDRを提供するサービスも開始しています。


クラウド移行時、移行後のバックアップもアクロニスのソリューションなら安心です。

IIJ GIOとシンプルバックアップを利用したクラウド移行のデモンストレーション

最後のセッションはIIJの山本と野地によるライブデモセッションです。実際の画面を用いてオンプレミス仮想環境からIIJ GIO P2プライベートリソースに実際に移行してみます。


今回はオンプレミスの仮想環境にあるWEBサーバーをIIJ GIOに移行してみます。移行後はオンプレミス側のWEBサーバーをシャットダウンし、クラウド上のWEBサーバーへアクセスするまでを実演します。具体的な作業ステップは以下の通りです。

実際のデモイメージは以下の動画をご覧ください。

このようにクラウド移行と移行後のバックアップは考慮ポイントも多く、ハードルが高い場合が多いのですが、IIJ GIOとアクロニスのソリューションを活用する事で非常に簡単にクラウドへ移行できます。
是非ご検討ください。

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