IIJ GIOアカデミー開催報告(2017年2月)

カテゴリー: GIOアカデミー, Microsoft   パーマリンク
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お知らせ(2017/09/05追記):
IIJ GIOアカデミーの開催は終了いたしました。最新のセミナー情報はイベント・セミナー一覧をご覧ください。

こんにちは。IIJ GIOアカデミー事務局です。
2017年2月に開催したプログラムをレポートします。

2月9日 MicrosoftとIIJが切り拓くマルチクラウドの未来

複数のクラウド環境の活用が主流になり、様々なシーンで利用が進んでいます。今回は、マイクロソフトとIIJがタッグを組み、それぞれの強みを活かしたソリューション・サービスでマルチクラウドの世界をどう実現するのかを両社の視点から本音で語りました。

トランスフォームするマイクロソフトのマルチクラウド

日本マイクロソフト株式会社 デベロッパーエバンジェリズム統括本部
山本 美穂 氏

マイクロソフトにはどんなイメージをお持ちでしょうか?WindowsやMicrosoft Officeを販売している会社というイメージでしょうか。最近は変化し続けていて、Linuxをはじめ、様々な技術との繋がりを持っています。マイクロソフトのクラウドサービスMicrosoft Azureで利用可能な技術を見ても、その変化が分かるかと思います。そんなマイクロソフトは、マルチクラウド環境に対応するための様々なソリューションを拡充しています。

今回覚えていただきたいのがAzure上で提供されている統合管理ツールOperations Management Suite (以下、OMS)です。
OMSは様々なサービスが集まった製品ですが、その中でもインフラ運用管理者あるあるとして出てくる「ログのサイロ化」「ログごとの分析手法の多様化」「分析結果の報告資料作成が煩雑」といった課題解決を助ける「Log Analytics」にスポットを当て、具体的にデモを交えてお話しました。

Log Analyticsの優れている点としては、Azure以外のクラウドサービスやオンプレミスに点在するログの収集が可能なことです。また、様々なサイバー攻撃に対応してきたマイクロソフトの経験とノウハウを反映させているので、収集したログの分析についても管理に必要な知見を効果的に得ることができます。

まだまだご紹介したい機能はありますが、ぜひ実際に触ってみてください。「Microsoft Operations Management Suite Experience Center」から無償で体験することができます。今お持ちの環境から使いたい方は自習書もあります。ご興味がありましたらぜひご覧ください。

One Cloudでマルチクラウドはひとつに~次世代型クラウドプラットフォーム~

IIJ クラウド本部 エンタープライズソリューション1部
山本 岳洋

昨年IIJでもマルチクラウドへのアプローチとして、ID管理を実現する「IIJ IDサービス」やAzureだけではなくAWSとの閉域網接続を可能にする「IIJクラウドエクスチェンジサービス for AWS」などのサービスをリリースしました。
最近では様々なクラウドの活用事例を目にする機会が増えましたが、どこの企業でもクラウドをフル活用しているケースは多くありません。そのため、オンプレミス環境とクラウドをうまく連携することが必要となってきます。

IIJとしては、オンプレミス環境とパブリッククラウドはそのまま使い、あわせて「持たないプライベートクラウド」という位置づけで専有利用するホステッドプライベートクラウド(HPC)を組み合わせてマルチクラウドとして利用するのがよいと考えています。
また、それらを繋ぐネットワーク、クラウド基盤を統合管理できる運用管理ソリューション(OMSも利用できます)、バックアップ/DRソリューションなども持っているので、ただ基盤を提供するだけではなくお客様の環境に合わせて様々なお手伝いができます。
最近では様々なクラウドサービスが展開されていますが、クラウド活用のリファレンスアーキテクチャはまだ完全ではありません。従来のレガシーな世界もふまえ、クラウドをただ使うのではなく「どう使うか」をしっかり考えることが重要です。
IIJでも皆様の課題や目的に合わせて様々な支援を行っていきますので、適切なクラウド利用について一緒に考えていきましょう!

2月21日 IIJのコンサルが語るITロードマップの作り方

IIJ 産業プロフェッショナルサービス本部 中津・伊藤・土屋

IIJでコンサルティングを行っているのをご存じでしょうか?
今回はIT事業の先駆者として業界をリードしてきたIIJが、これからのIT組織を担う皆様へ強く賢く生き抜くためのヒントをご紹介しました。

今回のセミナーは、シニアコンサルタントからの将来のITに関する問いかけで始まり、その問題提起に対して若手コンサルタントとアナリストが答えを導き出していきました。

冒頭、シニアコンサルタントである中津からの問いかけは以下の内容でした。

  1. 高齢化、特殊化の波を乗りこなす
  2. コア業務への集中/ノンコア業務からの解放
  3. リスク排除だけではなく、受容することも視野に入れる
  4. 過去のIT投資を無駄にしない計画

ご来場者の多くがこれらの課題を認識されていました。しかし、シニアコンサルタントならではの鋭い着眼点による見解が加わり、「さて、どうしたらいいのか?」と“考えるスイッチ”がONになりました。

前半は「ITインフラ」面について、答えを導き出すのは若手コンサルタントの伊藤です。これまでのITインフラの流れと今ある課題から、これからのITインフラのあるべき姿やその変化と対応のポイントと実現するためのロードマップ策定の流れをお話しました。

後半は「IT組織」と「IT運用」の2つの面について、アナリストの土屋からお話ししました。ITサービス提供事業者であるIIJをモデルに、IT組織とIT運用のあるべき姿を導き出すためのポイント(考え方)を解説しました。ポイントを踏まえた上で、中津からの4つの問いかけに答えていきます。差し迫る課題に対し、IIJならではの捉え方をご紹介しつつ、具体的に「何を考えて明確にする必要があるのか」という答えを導き出しました。

セミナー最後の質疑応答では、沢山の質問を受けました。その中でも、「IIJのIT人材育成/評価方法」に関するご質問を受けたことが印象的でした。
将来のITに対する課題は共通であっても、企業文化や伝統、事業内容や将来展望によりIT方針やIT施策は大きく異なります。企業の事業に適したカタチのITをデザインする必要があります。
IIJは、企業の「進化」と「成長」を支えることができるITをデザインするご支援をしております。

<お問い合わせ先>

今回の記事についてご不明点・ご質問がございましたら、IIJ GIOアカデミー事務局(gio-part-info@iij.ad.jp)までお気軽にご連絡ください。

(IIJ GIOアカデミー事務局)

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