Dell EMC Cloud Executive Summit講演レポート

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Dell EMC Cloud Executive Summit で講演しました!

先日開催されたDell EMC社のセミナーにIIJが登壇しました。
今回は、その模様をレポートします!

2017年1月31日に御茶ノ水ソラシティで開催された「Dell EMC Cloud Executive Summit 2017」には、Dell EMC社とアライアンスを結ぶクラウドベンダーが集結しました。

会場には各業界をリードする企業で役職についているお客様が、多く来場されました。「AI」や「IoT」といったトレンドをテーマにした講演が続き、大変盛況な中でIIJも講演を行いました。

IIJのセッションには染谷(クラウド本部 副本部長)が登壇。『IIJ IoTプラットフォームが切り開く新たな可能性』と題して、IIJが現在注力するIoTへの取り組みをお話しました。

IoTとM2Mの違い

講演はIIJの沿革をお話しした後、“IoTとは何か?”を取り上げました。
IoTという言葉が一般化する前、M2Mと呼ばれる形態のモノとモノの通信が取りざたされていました。IoTとM2Mの違いはどこにあるのでしょうか?

染谷は、その違いを単なる技術か、価値の創造かという視点で解説しました。M2Mは“人を介さない機械と機械の通信”全般を指し、例えばかつてはネットワークにつながっていなかった監視カメラやデジタルサイネージを無線で運用するといった、従来から存在する仕組みの延長線上にすぎません。当然、ビッグデータ収集やアナリティクスといった付加価値を創造する取り組みとは趣旨が異なります。

それに対して、IoTは様々なモノをネットワークにつなぐことで、あらゆるデータを収集・蓄積し、さらにそのデータを活用することを目指します。つまり、新しい価値の創造、または新たなビジネスモデルをつくりあげるのがIoTなのです。

IIJ IoTとは

IIJは2016年11月に「IIJ IoTサービス」をリリースしました。このサービスは、今までIIJがお客様に提供してきたネットワーク・モバイル・クラウド・ビッグデータといった様々なICTパーツをIoT用途に一体化したものです。

IIJ IoTのモバイルはセキュアな閉域網で構築されています。インターネットからアクセスされる危険性がないため、IoTで懸念されるデータの漏洩やエッジデバイスのマルウェア感染といった脅威にさらされる危険性がありません。

また、IIJは大規模なMVNO事業(IIJモバイル)を運営しており、こちらに投資済みの設備を用いて、非常に安価にIoT向けSIMを提供することが可能です。そして、IIJ GIOをはじめとした、IIJのもつ様々なICTサービスとの連携をワンストップで行えることが強みです。IIJ IoTに接続さえすれば、お客様は簡単にIoTビジネスを開始することができるのです。

IIJ IoTの今後

IIJは2017年度中に国内唯一の「フルMVNO」(※1)となるべく、現在サービス開発を進めています。

  • ※1 モバイル回線をキャリアから借りて提供する従来のMVNO形態に加え、今までキャリアしか扱えなかった顧客管理機能も自社で運営すること。これにより、IIJ独自のSIMを発行することが可能になる。

例えば組み込み型のSIM(eSIM)です。SIMの形式が従来のNTTドコモが発行するカード形式にとらわれなくなるので、機器の中に組み込んだマイコンにSIMの情報をソフトウェアで実装します。

カード形式でなくなることで、耐衝撃性能が向上するばかりでなく、後から情報を書き換えることができるため、製造ラインで用途に応じたSIMカードを組み込むという、現在の負荷から解放されます。

まさにフルMVNOは、IoT時代のモバイルを実現するうえで欠かせない存在といえるのです。

IIJは実績をもとにした技術力と先進的なチャレンジで、IoTをリードしてまいります。IIJの今後の動向に、ぜひご注目ください!

(GIOろぐ編集事務局)

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