大容量データの保存に適したオブジェクトストレージとは?

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オブジェクトストレージの利用が進んでいます

従来のブロックストレージに比べ、大容量データを安価に利用できるのが「オブジェクトストレージ」の技術です。

企業内のデータは画像・動画などでファイルサイズが大きくなり、ストレージシステムは逼迫し続けています。また、第3のプラットフォーム(モビリティ/ソーシャル/クラウド/ビッグデータ)により非構造化データの容量も急速に増加しています。

増え続けるデータ保管のコストを抑えたい。高度なスキルと経験が必要な分散ストレージを手軽に利用したい。そんな要望にお応えするため、IIJでは1TB 7,000円/月から利用できるクラウド型のオブジェクトストレージサービス(IIJ GIOストレージ&アナリシスサービス)を提供しています。

今回は、導入事例を交えてオブジェクトストレージの使い方を易しくご紹介します。オブジェクトストレージってよく分からないという方も、ぜひご覧ください。

オブジェクトストレージとは?

オブジェクトストレージは、データをディレクトリ構造で管理するファイルストレージと異なり、データをオブジェクトという単位で扱うストレージです。データサイズやデータの保存数に制限がないため、大容量のデータを扱うことに適しています。

オブジェクトストレージとは(1)

オブジェクトストレージとは(2)

さまざまな用途で使われています

オブジェクトストレージは構造化データ・非構造化データなど種類を問わず保存可能です。その特性から、特にログファイルやバックアップファイルのバックアップ、動画ファイル、画像ファイル、音声ファイル、テキストファイルなどのコンテンツを保管するストレージとして有効です。

利用シーン1 : バックアップ/アーカイブストレージ

利用シーン1 : バックアップ/アーカイブストレージ

利用シーン2 : コンテンツ保管

利用シーン2 : コンテンツ保管

オブジェクトストレージの使い方

IIJのオブジェクトストレージをお使いいただく為の手段は幾つか用意されています。

基本はAmazon S3との高い互換性を持つREST APIを直接利用する方法で、以降で説明する他の利用方法も、最終的には何らかの形でこのAPIを呼び出しています。
REST APIの利用では目的に応じてプログラムを作成し、インターネットを介してHTTP(S)でリクエスト/レスポンスを送受信することでオブジェクトストレージに対する様々な操作を行います。
この方式はサービスが提供する機能をフルに利用でき最も柔軟性が高い反面、プログラミングが必要になる点が若干煩雑ではあります。この煩雑さを軽減する為に、サービスとのやり取りの部分をラップするライブラリがIIJより提供されていますので、APIの直接利用をご検討の場合にはライブラリの使用もご検討下さい。ライブラリは、Java版、Ruby版、PHP版が提供されています。

次の利用方法はIIJが提供するCLIツールを利用する方法で、コマンドラインから簡便にAPIを呼び出すことができます。
提供されるCLIツールは、Linux(Centos 5~)やWindows(32bit/64bit)の環境でご利用いただけます。このツールを利用することで、本格的なプログラミングを行わずに簡易的なシェルスクリプトやバッチファイルを作成するだけでお手軽に利用を開始することができます。
ただし、CLIツールはあくまでAPI呼び出しの処理を行うものなので、例えば「一旦既存オブジェクトを確認して、存在しないデータだけをPUTする」などAPI呼び出し以外の処理が必要な場合には、ロジックの記述が却って面倒になる場合もあります。

通常のサービス利用は以上の2方式で行いますが、日常的な管理業務は管理コンソールを利用することも可能です。管理コンソールはオブジェクトストレージをブラウザ上のエクスプローラ風画面で操作できる機能で、バケットやオブジェクトの一覧表示や作成/アップロード、ダウンロード、削除等を行えます。日々のちょっとした確認作業やスポット作業、使用容量の確認等については、管理コンソールを用いて行うことをお薦めします。

オブジェクトストレージへのアクセスはインターネットを介してHTTPSで接続を行います。
IIJのオブジェクトストレージサービスでは、Amazon S3互換のREST APIを用意していますので、目的に応じたHTTPリクエストを作成し、送信することでデータへのアクセスを行います。また、管理コンソールやライブラリも用意していますので、これらを利用することでより簡単に使うことができます。

オブジェクトストレージの使い方

今回はIIJ GIOストレージ&アナリシスサービスの一部として、オブジェクトストレージとしての使い方をご紹介しました。トライアル環境などもご用意しておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

(GIO推進部 南雲)


今回の記事は、2015年6月に開催したIIJ GIOアカデミー「オブジェクトストレージサービス実践入門」の内容を元に構成しました。

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