SQL Server 2005サポート終了まで約1年。DBaaSへの移行はまだ間に合います。

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今回の記事は、Microsoft SQL Serverの開発や運用をされている皆さまへお届けします。
Microsoft MVP for SQL Serverであり、IIJ GIOの開発にもjoinしている小澤 真之さんに、SQL Server関連サービスのトピックを詳しく紹介してもらいました。ぜひ最後までお読みください!


はじめまして。IIJ GIOデータベースサービスの開発支援をさせていただいております小澤と申します。
本日はIIJ GIOの2つのサービス「IIJ GIOコンポーネントサービス データベースアドオン Microsoft SQL Server」と、「SQL Server移行ソリューション」についてご紹介します。

IIJ GIOのDBaaSでSQL Serverがご利用可能に

IIJ GIOコンポーネントサービス データベースアドオン(以下、データベースアドオン)では従来からOracle Database/MySQLを使用することができましたが、昨年11月からこれらに加えてMicrosoft SQL Server(投稿時点ではSQL Server 2012/2014のStandard Edition)をご利用いただけるようになりました。

データベースアドオンのラインアップ

データベースアドオンについては過去の記事「IIJ GIOでデータベースサービスを提供開始!」でも紹介されているとおり、IIJ GIOコンポーネントサービスとしてDBaaS(Database as a Service)を提供するものです。

このサービスでは、インスタンスをお客様の占有インスタンスとして提供します。
環境の構築やデータベースのバックアップ、監視といった運用はサービスとして提供されるので、お客様には、リレーショナルデータベースを使用する本来の目的である「データを利用する」ことに集中していただけます。

また、データベースの管理については、SQL Serverの管理を行う際の定番ツール「SQL Server Management Studio」を利用できるので、普段SQL Serverをお使いの方は、手慣れた方法でDBaaSということを意識せずに操作することができます。

Windows環境のアプリケーション開発では、SQL Serverを使用される機会も多いかと思います。そのような機会がありましたら、ぜひ、データベースアドオンのSQL Server環境をご利用いただけると幸いです。

レガシーSQL Serverの環境移行ソリューションも登場

ご存じの方も多いかもしれませんが、SQL Server 2005のサポートは「2016年4月」に終了します。
これを見て「あと一年猶予がある」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、SQL Server 2005は「Windows Server 2003」上で実行されているケースが多いのではないでしょうか。
Windows Server 2003のサポートについては、「2015年7月」で終了となりますが、このOS上でSQL Serverが動作している場合には、データベースの移行についても考慮する必要があります。

IIJの「SQL Server移行ソリューション」では、「SQL Server 2005」「SQL Server 2008」「SQL Server 2008 R2」で稼働しているデータベースをIIJ GIOコンポーネントサービス データベースアドオンのSQL Serverに移行します。

SQL Server移行ソリューションの概要

本ソリューションでは最初に、お客様がお使いのSQL ServerのデータベースをIIJ GIOに移行することができるかを、主に以下の2つの観点で無料で診断し、判断させていただきます。

  • 移行先のデータベースアドオンでサポートされていない機能の利用有無
  • Standard Editionで利用できない機能の利用有無

※移行ソリューションの対象はデータベースエンジンで使用しているユーザーデータベースとなっており、SQL Server Integration Services(SSIS)、Analysis Services(SSAS)、Reporting Services(SSRS)については移行対象に含まれておりません。

データベースアドオンでは、一般的に使用されているSQL Serverを使用して環境を構築していますが、DBaaSとしてサービスを提供しているため、SQL Serverのすべての機能をご利用いただくことができません。
無料診断時に上記のような確認をしておりますので、移行の妨げになるものがないかを事前に確認でき、安心です。

またSQL Serverでは、Enterprise Editionを使用していても、Enterprise Edition固有の機能を使用していなければStandard Editionに移行することができます。
データベースアドオンではSQL Server Standard Editionを使用しておりますが、既存のデータベースでEnterprise Edition固有の機能を使用していない場合は、スムーズに移行することができます。
また、Standard Editionへ移行することでライセンス費用を抑えることができます。

以上のような診断と、データベースアドオンのSQL Serverへのデータベース移行を合わせたソリューションを「SQL Server移行ソリューション」としてご提供しています。

データベースアドオンへ移行することで、ライセンス費用や運用工数の削減につながります。
この機会に移行ソリューションを使用して、DBaaSとして管理された、最新のSQL Server環境への移行を検討されてはいかがでしょうか。

データベースアドオン、移行ソリューションに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください

(小澤 真之)

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