3Gシールド・アイデア・コンテスト&コンファレンスに出展しました

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はじめに

IIJは2013年9月7日、拓殖大学 文京キャンパスで行われた「3Gシールド・アイデア・コンテスト&コンファレンス」に協賛企業として出展しました。
そもそも、主催の3GシールドアライアンスとIIJとのかかわりは?3Gシールドってなに?というところから、本コンファレンスのレポートをしたいと思います。

3Gシールドとは

3GシールドアライアンスとIIJとのかかわりを説明するには、まずArduino(アルドゥイーノ)の話からする必要があります。

Arduinoとは、8ビットマイコンボード(小さなコンピュータ基盤)と統合開発環境(プログラムでシステムが作れる環境)のこと。オープンソースハードウェアとして回路図が公開され、誰でも開発・製造が可能、プログラムを組んで自分だけのデバイスシステムを組み立てることができるマイコンボードです。
Arduinoにはたくさんの拡張ボートがあり、それをシールドと呼びます。3Gシールドは、3G通信機能を追加するシールドというわけです。

この3GシールドとArduinoを使って日本のモノづくりに貢献していこうというのがNPO法人3Gシールドアライアンスであり、IIJは発足当時から会員として参画しています。

Arduino+3Gシールド

Arduino+3Gシールド(縦21mm × 横22mm × 高さ4.5mm 、重量は4.5g)

Arduino+3Gシールドとクラウドサービス

Arduino+3Gシールドが、M2Mの新製品の試作・プロトタイプ開発にも利用され、M2Mシステムが吸い上げたデータを集約しようという話になると、避けて通れないのがクラウドサービスの活用です。
3Gシールドアライアンス、東京大学、IIJは共同で、IEEE1888と呼ばれる通信規格に対応した3G通信モジュールから、各種計測情報をIIJのクラウドサービス(IIJ GIO)上に提供する検証を行いました。
また、実際の3Gシールド+Arduinoセンサーの記録データの保存先として、IIJ GIOをお使いいただいている企業も出てきています。

アイデア・コンテスト&コンファレンス

会に先駆けて、2013年4月からArduinoと3Gシールドを使ったアイデアを募るコンテストが開催されており、当日はその表彰式も行われました。コンテストの結果次第では、製品の試作開発支援や量産化支援などの可能性もあり、多数の応募がありました。IIJからもエンジニアが審査員として参加し、作品を拝見しました。

Arduino+3Gシールドを教材として取り入れた学校もあり、中学生の作品が見事優秀賞を受賞されました。教育機関の部 最優秀賞も火山ガスを検知するという本格的な仕組みで、実用化されるとおもしろいのではないかと思いました。他の作品も、アイデアだけではなく実用化を意識したものが多く、ハイレベルで見応えがありました。コンテストの結果は、3Gシールドアライアンスのページで詳しく紹介されています。

コンファレンス会場では

コンファレンスの様子曇り空の下、コンファレンス会場も来場の方でいっぱいでした。
特別講演は、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)准教授 小林氏による、個人的モノ作りからビジネスの種までの発想法のお話。技術講演として、東京大学 助教 落合氏が、クラウド連携のセンサネットワークについてのお話をされました。
3Gシールドを使った、高齢者見守りシステムやビニールハウス監視システムの事例紹介もあり、参加者の皆さんは3Gシールドの可能性に耳を傾けていらっしゃいました。

IIJブースでは

IIJの出展ブースIIJからは、開発環境に必要なのは、クラウドと通信サービスということで、IIJ GIOをはじめとするクラウドサービスの紹介、また3Gシールドに利用できるIIJmio高速モバイル/Dサービスの展示を行いました。

IIJは今後も、3Gシールドアライアンスへの参画を通じて、教育機関や企業団体と連携をとり、日本のモノづくりに貢献していきたいと考えています。

(サービス戦略部 小路)

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