SQに乗って日本のクラウドを考える

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IIJ マーケティング本部の松本 光吉です。

本日、グローバルビジネス担当の松元 涼から「クラウドアジア2013 出展レポート」を投稿していますが、講演の内容と私が感じたシンガポールの印象について記させていただきます。

シンガポールでは個人情報保護法の施行を間近に控え、情報セキュリティに関するセンシティビティが高まっていることを感じました。
公的機関の方々から基調講演がなされましたが、米国のSOX法による情報統制及び、それに呼応するように域内での情報管理を掲げるヨーロッパ諸国の動向を受けて、アジア圏内でのクラウド需要に対してシンガポールがハブとなって推進する立場にあるといった論調も見られました。ハイテク企業が目白押しですがシンガポール国内のIT産業の規模は日本の十分の一以下であり、クラウドの導入と運用実績に関しては想像していたよりも日本の方が進んでいるようです。

下のスライドが私の講演の全容を表していますが、NISTの定義によるCloudに対して、2009年から提供をしてきたIIJ GIOではNISTの定義に加えて右側に記載している項目にも注力して日本のお客様の要求に応えてきました。

Cloud Asia2013講演スライド

クラウドアジア2013での弊社松本の講演スライド(抜粋)

セルフサービスに委ねるだけではなくIIJによるマネージドサービスを提供し、セキュアなプライベート接続の提供は無論のこと、お客様ごとに占有できるリソースを設けること、自動化が困難でもお客様ごとに最適な構成を組み上げること、そしてネットワークを含めたスループットを保証できるように性能と帯域を管理すること、等の積み重ねが、今日のIIJ GIOの実績と信頼につながっていることを話しました。

時に「IIJ GIO はクラウドらしくない…」と言われることがありますが、NISTの定義がお客様のニーズを代表しているわけではなく、NISTは必要条件かもしれないが十分条件ではないということが、シンガポールの方々からも好評だったことは、多少自信につながりました。

今回の出張に利用したSQ(シンガポール航空)では、日本の航空会社と同じようなホスピタリティを感じました。世界中の航空会社がボーイングやエアバスを使っても、サービスの品質はそれぞれ異なります。クラウドも同じ。ハードやソフトは同じでも、IIJ GIOならではの高度なサービスをご提供できるよう、今後も一層努力して参ります。

(マーケティング本部 松本 光吉)

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