IIJ GIOライブラリ~クラウド上でのソフトウェア製品の簡単インストール実現に向けて~

カテゴリー: VWシリーズ, サービス情報   パーマリンク
このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。プラットフォームサービス部 コンポーネントサービス課の川本です。前回の喜多の記事からリレーを受け取りました。今回は、クラウドサービス上でソフトウェア製品を使いやすくするための機能「IIJ GIOライブラリ」を詳しく紹介します。

IIJ GIOライブラリってなに?

IIJ GIOライブラリのトップページ(クリックで拡大)

“持たないプライベートクラウド”の代名詞である「IIJ GIOコンポーネントサービス 仮想化プラットフォーム VWシリーズ(以下、VWシリーズ)」では、VMware vSphere ESXiをインストールしたサーバを提供しています。お客様は、このサーバ上で自由に仮想サーバを作成し、OS、仮想アプライアンスのインストールを行うことができます。
自由度と柔軟性が高い一方、仮想サーバより上位のOS、仮想アプライアンスはサービス提供の範囲外となっているため、OSや仮想アプライアンスのイメージは、お客様が用意してインターネットや専用線を経由してVWシリーズ上へアップロードする必要がありました。VMware上で動作するソフトウェアの選定も大変ですし、アップロードには時間がかかります。この不便な状況を打開するために作ったのが「IIJ GIOライブラリ」です。

IIJ GIOライブラリには、現時点で50種類以上のソフトウェア製品のイメージが置かれ、VWシリーズの統合管理サーバ上から簡単にイメージのダウンロード、仮想サーバへのインストールができる仕組みを提供しています。

※統合管理サーバは、VWシリーズで標準提供されるvSphere Client、vCenter Serverが動作している管理用のサーバです。お客様は統合管理サーバにログインし、VWシリーズの管理をすることができます。

IIJ GIOライブラリに置かれているソフトウェア製品の例
OS Windows Server、Linuxなど
仮想アプライアンス ファイアウォール、メールspamフィルタ、ロードバランサ、HAクラスタ、サーバ監視、ルータ

どのメーカーのどの製品があるかは、IIJ GIOライブラリのサイトを見ていただければ確認できます。サイトのURLは、後ほど紹介する動画に書かれています。

ソフトウェアインストールの手順

では次に、IIJ GIOライブラリを利用したソフトウェアのインストール手順を紹介します。統合管理サーバ上からソフトウェア製品を選択して、インストールを実行するだけです。

以下は、OVF形式の場合のインストール手順です。

  1. 統合管理サーバ上のブラウザでIIJ GIOライブラリのサイトを開く
  2. 数あるソフトウェアのライブラリの中から利用するソフトウェアイメージを選択
  3. ソフトウェア利用規約に同意後、表示されるインストールパスの情報をコピー
  4. vSphere Client上でIIJ GIOライブラリに書かれた情報をペーストし、インストールを実行
  5. 仮想サーバにソフトウェアがインストールされる

実際にIIJ GIOライブラリを利用してソフトウェアのインストールをしている動画を作成しましたので、ご覧ください。この例では、Microsoft Windows Serverのインストールを行っています。

いかがでしたか?簡単にインストールができたのが実感いただけましたか?

IIJ GIOライブラリを利用すれば、

  • イメージのアップロード時間を短縮
  • 仮想サーバの構築時間を短縮
  • ソフトウェアの入手と管理が不要
  • 購入後、ライセンスキー取得までの間の評価利用が可能

などのメリットが得られるはずです。

これからのIIJ GIOライブラリの発展

まずは、IIJ GIOライブラリに登録されているソフトウェア製品の数を増やしていくことを考えています。利用したい製品がIIJ GIOライブラリ上になければ、結局お客様はイメージを探してきてアップロードする必要があります。数を増やすことで利用するソフトウェア製品のカバー率を上げていきます。
現在登録されている製品は、IIJ GIOライブラリの計画段階から賛同いただいたベンダー様の製品です。残念ながら、本社の承認が得られないなどの理由で提供できなかった製品がたくさんあります。今後も交渉を進めていきますが、こんな製品を置いてほしいなどの要望をどんどん上げていただければ助けになります。

機能面では、より簡単にインストールする仕組みも検討中です。今後、ライセンスキーの発行、アクティベーションの仕組みとの連携など、クラウド上でソフトウェア製品の管理が簡単にできるような機能を盛り込んでいくことを計画しています。

ソフトウェア製品の仕組み、ライセンスキーの発行、アクティベーションの仕組みなど、各メーカーによってばらばらでお客様にとっては不便なことが多いです。そんな状況を変えていくための第一歩としてIIJ GIOライブラリを立ち上げました。IaaS環境をより簡単に使っていただくために、これからも新たな仕組みを提供していきます。皆様のご要望をお待ちしています。

(プラットフォームサービス部 川本)

コメントは受け付けていません。