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こんにちは。今回が初投稿のマーケティング本部 市場開発部の喜多です。
先日発表した「IIJ GIOコンポーネントサービス 仮想化プラットフォーム VWシリーズ」の、小さいけれど大きな挑戦となる機能の紹介をしたいと思います。

きっかけは企業が求める新しいクラウドサービスの提供

この8月1日から「IIJ GIOコンポーネントサービス 仮想化プラットフォーム VWシリーズ(以下、VWシリーズ)」というやや長い名前のサービスがスタートしました。
このサービスは新しいタイプのIaaSです。通常のIaaS事業者は仮想サーバとOSをパッケージにします。しかしこのVWシリーズは、ESXiサーバに代表されるVMware環境を利用した仮想化基盤そのものを提供します。仮想サーバを提供するのがクラウド(IaaS)事業者の役割と思っていた人にとっては目からウロコのサービスなのです。
このサービスは「早く」「柔軟で」「安定した」ビジネス基盤を提供することを目指したものです。
サーバを購入し、VMware社の製品を導入して、いわゆる「プライベートクラウド」を構築していた方からすると画期的にすばやく、しかもアセットレスで投資リスクを抑えたリソースプールを手に入れることができます。まさに「持たないプライベートクラウド」の実現です。

IaaS(サーバリソース)が早く提供できるだけでは不十分

しかし、ここでこのスピード感に水をさす課題があります。その1つがWAN回線の納期です。VWシリーズは企業内システムを対象とすることが多く、WAN回線(VPNや専用線)経由で利用されるケースが多いサービスです。そうなるとせっかくすばやくリソースプールが手に入ってもすぐに構築が行えず、WANの開通まで1ヵ月以上待たされてしまいます。インターネット経由で利用する一般的なパブリッククラウドでは、回線をインターネット前提で考えているのでこの点が課題になることはありません。

VWシリーズではこの課題に対して既に解を用意しています。それは「リモートアクセス」機能の標準提供です。これによりお客様は、WANの開通を待たなくともVPNを利用したリモートアクセス経由ですぐに構築作業に入ることができます。もちろんこの機能が不要であれば閉じることも可能です。

そして2つめの課題。それが今日の本題、ソフトウェアの納期です。
上記の工夫でサーバリソース、ネットワークまでの機能は迅速に提供できるようになりましたが、ソフトウェアが旧来の提供方法のままになっているのです。サーバ(ESXiサーバ)も提供され、リモートアクセスでも作業可能、しかしソフトウェアが揃っていない…そんな状況が想定されました。実はほとんどの商用ソフトウェアはCD/DVDメディア型の提供が主流です。調達のための諸手続きを含めて考えるとこれが意外なネックとなります。
CD/DVDメディアが届いた後も、何かしらの経路(WAN回線やリモートアクセス)でISOイメージを転送しなければなりません。これではせっかくのインフラ基盤の提供スピードとかけ離れてしまいます。
更にこのVWシリーズは仮想化基盤を提供するので、どんなお客様もまずはOSから導入しなければなりません。そのためソフトウェアの迅速かつ利便性の高い提供方法が求められると考えました。

「IIJ GIOライブラリ」でお客様の利便性を更に高める。

この解を出すために、今回ご紹介するソフトウェアプラットフォーム「IIJ GIOライブラリ」を開発しました。
お客様はオーダーしたVWシリーズが提供開始されると、すぐさまリモートアクセスでログインします。そして「IIJ GIOライブラリ」から提供されるOVFファイルやISOイメージを指定しダウンロードすることで、仮想環境の構築作業に入れるのです。
お客様のWANからファイルを転送するよりも、インターネットからダウンロードするよりも「高速」で「安全」に提供される環境を実現する。それがこの「IIJ GIOライブラリ」の役割なのです。

今回は「IIJ GIOライブラリ」のトップ画面だけご紹介し、次回は具体的なお話に移りたいと思います。びっくりするくらい簡単にOSが入ったVM(仮想マシン)や仮想アプライアンスが手に入ります。
おたのしみに。

タイトルの「はやく」には、納期の「早く」とダウンロードの「速く」の両方の意味を込めました。

IIJ GIOライブラリ

(市場開発部 喜多)

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