数字でふりかえるIIJ GIOの2010年度実績

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こんにちは。GIOマーケティング部長の小川です。
1ヵ月ほど前に平成23年3月期の決算発表がありました。おかげさまで前年度比、増収増益を達成しております。

今回はそのIIJの成長の鍵となる、IIJ GIOの2010年度実績についてふれたいと思います。

IIJ GIOの2010年度実績

2011年3月末時点でのIIJ GIOの公開実績値は、決算説明資料にもありますが、下記のとおりでした。

月額売上高:12,000万円/月

ユーザー:300社

(2011年3月末時点)

即ち、お客様あたりの売上高が、約40万円/月・社 であるということです。(IIJ GIO以前のIBPSの売上、社数は含んでいません)

お客様1社あたりの平均月額売上高:40万円/月

平均金額自体に意味はありませんが、IIJ GIOは仮想サーバの最低単価が4,000円/月であり、最小構成でご利用のお客様から、数100台の仮想サーバ・物理サーバを組み合わせてご利用の大規模なお客様までいらっしゃいます。多様なシステム構成を収容できるクラウドサービスであることが特長ですが、中でも大規模な企業情報システムをお預かりしていることは特筆すべきことと思います。

IIJ GIOが、大規模な企業情報システムに採用されている理由

IIJ GIOが比較的大きなシステムに採用されているのは、企業内システムを閉域網経由でお預かりする機能によるところが大きいと思っております。
IIJ GIOはお客様が社内で利用しているプライベートIPアドレス空間をそのまま持ち込めますので、企業のマシンルームとしてお使いいただけます。

もちろん、その設備は他の多くのお客様と共有されているリソースプールからセキュアに切り出したリソースですから、プライベートクラウドのように専用リソースのキャパシティを超えた時に追加機器を買わなければならないとか、契約期間の縛りが複数年であるといったような煩わしさは一切ありません。

パブリッククラウドのメリットをプライベート空間で享受できるのです。世の中では最近初めてこのサービスが出てきたかのように、これをバーチャルプライベートクラウドと定義したり、ハイブリッドクラウドと定義したりする場合もあります。しかし、我々は「クラウド」という言葉が出てくるよりも前から「リソース・オン・デマンド」という形でこれを実現してきています。つまり、社内のプライベートIPアドレス空間(社内のセキュリティゾーン)でありながら、必要な時に必要なだけリソースを速やかに利用でき、いらなくなったらすぐに解約でき、長期間(1ヵ月より長い)契約縛りがない。即ちIT資産の保有リスクから一切開放されるサービスであり、しかも安い。それが企業ユーザーの皆さまに望まれている訳でIIJ GIOはそのご要件を全て満たしています。これは、2000年からリソース・オン・デマンドサービスを標榜して11年にわたって今でいうクラウドコンピューティングのIaaSのサービスを提供し、企業システムのフルアウトソーシングと向き合ってきたからできていることなのです。

また、災害対策や節電の観点から自社のマシンルームの見直しのためにクラウドサービスを利用しようとする際に、既存の資産を活かしたい場合もあるでしょう。
例えば、四半期に一度繁忙期を迎える会計システムのユーザーエントリ部分がWebサーバで、データベース部分が100個ものMPUを積むようなハイスペックなハードウェアを利用している場合を考えてみましょう。
Webサーバは繁忙期に合わせて、リソースを増減できるクラウドサービスが向いています。一方でこのような大規模なデータベースサーバをクラウドサービスでは通常提供していません。そのため、システムとしての最適解はこのような大規模なハードウェアはハウジングに持ち込んで、そのハウジング機器とクラウドサービスのWebサーバをプライベートVLANで相互接続することができればマシンルームを持つ必要がありません。IIJ GIOではこのような持ち込み機器とクラウドサービスの相互接続が可能なのです。

閉域網接続が可能なこと

お客様指定のプライベートIPアドレス空間をクラウドサービス上に適用できること

持ち込み機器とクラウドサービスをプライベートVLANで相互接続できること

こういったことも、企業ユーザーの皆さまから選ばれている理由であろうと思っております。

IR資料にもあるとおり、今年度はIIJ GIOの目標として30億円の売り上げを掲げておりますが、現場では十分な手ごたえを感じております。さらに使いやすいサービスを目指して日々進化させてまいりますので、今後ともIIJ GIOを宜しくお願い申し上げます。

追伸:近々、利用されているお客様層についても記事を書ければと考えております。

2011/08/16追記:この記事は「数字でふりかえるIIJ GIOの2010年度実績(その1:お客様規模感)」というタイトルで公開しましたが、その2を書く前に、2011年度第1四半期実績の記事ができましたので、タイトルを変更しました。

(GIOマーケティング部 小川)

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