Microsoft国内最大級のイベント「Microsoft Tech Summit 2018」へIIJが出展しました!

カテゴリー: Microsoft, イベント, リモートアクセス
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日本マイクロソフトが開催する国内三大イベントの一つとして知られている「Microsoft Tech Summit 2018」が11月5日から3日間に渡り、ザ・プリンスパークタワー東京で開催されました。

このカンファレンスは今年9月に米国オーランドで行われた「Microsoft Ignite」というエンジニア向け大型イベントを凝縮した内容となっており、最新テクノロジーやITソリューションの動向が170以上のセッションで紹介され、IIJもパートナー企業としてブース出展と講演を行いました。
今回は大好評だった講演内容を少しご紹介します。

コミュニケーション変革を成功へ導くMicrosoft Teams

-Modern Workplaceを快適に活用するネットワーク環境のベストプラクティス-

開催2日目、250名ほど入る会場は開始前から行列ができ、あっという間に満員に。

Modern Workplaceによるコラボレーションの促進として、IIJも今年1月から本格利用を開始したOffice 365について、今回は特にMicrosoft Teamsによるコミュニケーションの進歩と、快適な活用に欠かすことのできないストレスフリーなネットワークを中心にお話ししました。

デバイス・ツールが乱立、グループウェア環境をなんとかしたい!

IIJでは、2010年以降、事業拡大に伴いグループ会社の設立や海外拠点の設立と、規模が大きくなるにつれて、スマートフォンやノートPCなどの様々なデバイスや、部署やプロジェクトチームごとに複数のコミュニケーションツールを利用するようになりました。その結果デバイスやツールごとに異なる連絡手段が連携ロスを生み、従業員数の拡大で会議室スペースも不足する状況の中、コミュニケーションが効率よくできないという問題が発生していました。
コミュニケーションツールが乱立することで情報システム部門での管理も限界となり、いつ、どこで情報漏えいやセキュリティ事故が発生するか予測ができないといった問題もありました。

多数の導入実績をもつIIJが、Office 365を自社導入

そこで、会議室不足を含めた多くの課題を解決し、業務効率を図るべく2017年度よりグループ各社でOffice 365システムへの移行検討・準備が開始されました。事前検証を行い、一部組織での試験導入からスタートし、スケジューラーをExchangeに移行、今年の1月から全社で本格利用を開始しました。

Microsoft Teamsによるコミュニケーションの進化

社内でのコミュニケーションツールとして多く活用されているのがMicrosoft Teamsです。Microsoft Teams最大の特徴はOffice 365とシームレスな連携ができるという点です。業務では当たり前のようにWord、Excel、PowerPoint、が日々使われているため、ファイル共有や会議をしながらの編集などMicrosoft TeamsとOffice 365との連携により社内のコミュニケーションが格段に進歩しました。

Microsoft Teamsにはオンライン会議のための機能がすべてそろっているため、チャットや通話以外にも会議室不足や地方拠点にいるメンバーとプロジェクトを進める際には、ビデオ会議も活用できます。

いつでも・どこでも、もっと快適に利用したい!

いつでも場所にとらわれず会議に参加できるようになったことで、より“利用の快適さ”を求めて注目したのが、ネットワークです。
単純な応答速度であれば気にならない回線も、動画や音声では品質が重要になってきます。

出張先、海外からのリモートワークでいつでも、どこでも仕事ができるはずだったのに、こんなことはありませんか?

・VPNが切れてしまう…
・VPN経由だと仮想デスクトップがうまく動かない…
・VPNでビデオ会議できない…
・VPN経由だと基幹システムが重たい…

新しい形のリモートアクセスの仕組みで課題を解決!

インターネット品質が安定しないVPN環境では、Microsoft Teamsのようなコミュニケーションツールを最大限に活用できません。
こうしたリモートアクセスの課題に対応するのが、モバイル高速化機能である「IIJフレックスモビリティサービス」です。

ログイン認証はActive Directoryを利用し、VPNのログインは不要。OSのログオンと共にバックグラウンドで自動的にVPN接続します。
電波状況が悪くなったり、一時的に通信不可になった際に、再接続オペレーションは必要なくユーザが切断のオペレーションをしない限り、VPN接続が継続し続けるため「すぐに接続が切れてしまう・・」というユーザのストレスを軽減してくれます。

まずは自分たちが使ってみるのが大事

IIJではこのように、すべてのトラフィックをトンネル化することでパフォーマンスを最適化し、切れないVPN接続を実現しています。また、デバイス認証により管理者が許可するまで社内アクセスを禁止したり、ユーザグループごとの接続ルールを一元管理できるなど、充実した管理機能によりセキュリティ面でも安心して利用することができます。
IIJはこれからも「快適」・「セキュア」にマルチクラウドを利用するためのプラットフォームを提供していきます。

セミナー開催のご案内

今回紹介したIIJフレックスモビリティサービスをより詳しく、またOffice 365を快適かつ安全に利用するための方法がわかるセミナーを開催します。

<お申込み>
■IIJが選んだコミュニケーション改革の現実解
~Microsoft Teams 自社導入の裏側大公開セミナー~
東京開催 2018年12月5日(水)16:00-18:00
名古屋開催 2018年12月12日(水)15:00-17:00

クラウド移行のポイントがわかるセミナーを開催!

カテゴリー: VMware, インフラストラクチャーP2
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今回は2018年7月3日に行われたIIJ主催のセミナー、
~IIJ GIO+Acronisで実現する移行前/後のクラウド活用~
シンプルなクラウド移行と、移行後のデータバックアップ/DRの実現方法とは?? の内容をレポート致します。

日本でもクラウド活用のメリットが広く認知されてきており、IIJにも「ハードウェアのEOSに合わせてクラウドへ移行したい」という相談が多く寄せられるようになりました。しかし、クラウドへの移行は当然ながら初めての経験であるケースがほとんどで、「実際どのように移行するのか?」や「移行時の注意点が分からない」「移行した後、バックアップ運用はどうするのか」といった質問を頂く機会が非常に多いです。そこで今回は、クラウドへの具体的な移行方法や注意点、移行後のバックアップの管理方法にフォーカスしたセミナーを、バックアップソリューションのリーディングカンパニーであるアクロニス様と共に企画しました。

クラウド市場は拡大中、特にオンプレミスからの移行需要が増加

まず1つ目のセッションは、「シンプルなクラウド移行の実現方法と考慮ポイント」と題しましてIIJの向平が登壇致しました。このセッションでは主に移行に関する市場状況と、オンプレミスからのシステム移行のベストプラクティスとして、IIJ GIOインフラストラクチャーP2(以下、GIO P2)の概要をご紹介しました。

株式会社富士キメラ総研のレポートによると、クラウド市場全体は増加傾向であり、その中でも特に既存のオンプレミスシステムの移行市場が2016年から急速に拡大しています。
まさにクラウドがシステム更新の際の有力な選択肢として検討されている状況がこのデータにも表れているのだと考えられます。

では、クラウド移行時の考慮ポイントは??

クラウド移行にあたっては
①サーバー/OSに関する事、
②ネットワークに関する事、
③その他既存環境固有のコンポーネントに関する事
の大きく3つがポイントとして挙げられます。

サーバーに関してはまず移行対象の台数、スペックを洗い出し、事前に費用見積を行います。そして移行に関しては仮想マシンをOSイメージも含めて丸ごと移行するOSレイヤでの移行方法と、クラウド上にインスタンスを新規に作成した後、アプリケーションやデータのみをアプリケーションレイヤで移行する方法の大きく2種類が存在します。OSレイヤで丸ごと移行する方が楽ではありますが、例えば対象のOSがEOSを迎える場合は新しいバージョンのOSのインスタンスをクラウド上に作成し、アプリケーションやデータを移行する方法を採用する方がよいでしょう。

次にネットワークですが、クラウドの場合は基本的にオンプレミスのネットワークとは考え方と構成が変わるケースがほとんどで、それぞれの移行予定サービスの特徴を理解する事が必要です。また、クラウドまでの接続性の観点で、既存の閉域網をクラウドまで延伸できることも考慮が必要です。

最後に、既存アプリケーションやライセンスがそのままBYOLできるか、利用中のUTMなどアプライアンスが利用できるかなどもあらかじめ検討する事が必要です。
もちろんここで上げたのは検討すべき項目の一部分であり、実際にはそれぞれの環境に合わせた考慮事項が多く存在します。このようにクラウドの移行は思ったよりハードルが高く、移行を断念するお客様もいらっしゃいます。

IIJ GIOなら、難しいことは考えずそのまま移行できる

IIJが提供するクラウドサービスである、GIO P2はパブリッククラウド、プライベートクラウドを組み合わせて利用できる、柔軟性の高いサービスです。その中でも特に、オンプレミスからの移行先として最適なのが「プライベートリソース VWシリーズ」です。これはVMwareで仮想化された環境をサービスとしてそのまま提供するサービスで、サーバーやストレージなどのハードウェアやVMwareハイパーバイザーの資産はIIJが保有します。ハードウェアの資産も待たなくて済むクラウドサービスのメリットは維持しつつ、オンプレミスの既存環境と構成を大きく変える必要が無いのが特徴です。しかもVMware環境の管理ツールであるvCenterも管理者権限で提供しますので、運用形態も変えなくて済む、まさに既存仮想環境の移行先としては最適なサービスです。

GIO P2なら、サーバー、ネットワークの環境はそのまま移行できます。また、DBマネージドサービスやデータセンターのラックを利用できるサービスもありますので、これらを上手く利用する事で、既存の環境をクラウドへスムーズに移行できます。
これに加え、サーバーを移行する為のツールとしてAcronisのバックアップエンジンを利用したサービスである「シンプルバックアップソリューション」を利用する事で、さらに簡単にクラウドへ移行できます。具体的な方法は最後のセッションでデモを交えてご紹介しました。本ブログではデモンストレーションの動画を掲載しておりますので、ご覧ください。

クラウド移行後のバックアップ管理は?

次のセッションでは、「クラウド移行後のバックアップとBCPのベストプラクティスとは?」と題しまして、アクロニス ジャパンの佐藤様のセッションです。
アクロニス社はもう15年以上もバックアップビジネスにコミットし、個人向け法人向け問わず、幅広く利用されているバックアップソリューションのリーディングカンパニーです。

アクロニスがここ数年注力している分野がクラウドです。アクロニスでは「ACRONIS BACKUP CLOUD」というバックアップのクラウドサービスを展開。このサービスを利用する事でオンプレミスからクラウドへの移行を非常に簡単に行う事ができます。基本的な仕組みとしてはオンプレミスからACRONIS BACKUP CLOUDへイメージバックアップを取得し、移行先のクラウドへリストアするだけ。インターネット上のサービスを介する事でオンプレミスクラウド間の通信のハードルも低く、手軽に利用できます。

もちろん移行だけでなく、クラウドインスタンスのイメージバックアップとしても利用できますので、このツールだけでクラウド周りのバックアップの要件はほぼ満たせると思います。

狙われるバックアップアプリケーション

しかし最近ではこのバックアップアプリケーションがランサムウェアに狙われるケースが増えています。バックアップアプリケーショのプロセスを不正に悪用し、バックアッップデータを暗号化する事でリストアすら困難にするケースが発生しています。


そこでアクロニスでは、「Acronis Active Protection」という拡張機能を実装し、暗号化が開始された際に専用キャッシュにファイルコピーを自動で生成し、この専用キャッシュからの復元を可能としました。
さらに、このイメージバックアップをDRマシンとして利用する事が可能な「Acronis Disaster Recovery Cloud」というSaaSでDRを提供するサービスも開始しています。


クラウド移行時、移行後のバックアップもアクロニスのソリューションなら安心です。

IIJ GIOとシンプルバックアップを利用したクラウド移行のデモンストレーション

最後のセッションはIIJの山本と野地によるライブデモセッションです。実際の画面を用いてオンプレミス仮想環境からIIJ GIO P2プライベートリソースに実際に移行してみます。


今回はオンプレミスの仮想環境にあるWEBサーバーをIIJ GIOに移行してみます。移行後はオンプレミス側のWEBサーバーをシャットダウンし、クラウド上のWEBサーバーへアクセスするまでを実演します。具体的な作業ステップは以下の通りです。

実際のデモイメージは以下の動画をご覧ください。

このようにクラウド移行と移行後のバックアップは考慮ポイントも多く、ハードルが高い場合が多いのですが、IIJ GIOとアクロニスのソリューションを活用する事で非常に簡単にクラウドへ移行できます。
是非ご検討ください。

「VMware Regional Cloud Provider of the Year」を受賞!

カテゴリー: VMware, パートナー
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株式会社インターネットイニシアティブはVMware Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:Pat Gelsinger)がパートナー企業を表彰するVMware Partner Innovation Awardにおいて、アジア・太平洋および日本の「VMware Regional Cloud Provider of the Year」を受賞いたしました。

VMware Partner Innovation Awardは、VMware製品を利用した革新的なソリューションの提供や優れたパフォーマンスの発揮などで、同社のビジネスに貢献したパートナー企業に授与される賞です。

IIJではVMwareに対応したクラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2」を提供しています。

Zabbixからの大量アラートを97%自動カット!? Zabbix運用を楽にする方法

カテゴリー: サービス情報, 統合運用管理
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システムの監視にZabbixを利用されているお客様の中には、Zabbixからの大量アラートにお困りの方も多いかと思います。

もちろん、これはZabbixの設定トリガーが忠実に動いている結果なのですが。大量アラートでメーラーが溢れて困っている。。アラートをエクセルに転記してチケットのように管理している。。「Zabbix運用に工数がかかってね。」というお悩み話をよく聞きます。

IIJではこのようなお客様のお悩み解決ツールとして”IIJ統合運用管理サービス for Zabbix”を提供しています。現在、サービスのお問合せとトライアルの申し込みが非常に増えています。本記事では、そのサービスの魅力を紹介します。

■導入は簡単、メールを連携するだけ!

IIJ統合運用管理サービス for ZabbixはSaaS型のサービスで、Zabbixのアドオンサービスのように組み合わせて使って頂く事ができます。

使い方はとても簡単で、Zabbixからのアラートメールを直接お客様のメーラー(アドレス)に送るのではなく、IIJ統合運用管理サービス for Zabbixのメールアドレスに送る設定をします。
IIJ統合運用管理サービス for Zabbixでアラートメールを受信するイメージです。そうする事で以下の3つのメリットがあります。



(クリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

便利機能① アラートを電話で通知

あらかじめ指定した条件に合致したアラートが発生した場合、自動音声による電話通知を行います。電話連絡は複数の宛先が登録できますし、シフト設定で通知先を曜日や時間帯で変更することもできます。また、一人目の方が電話に受領(#を押すことで受領となります)できなかった場合、2番目、3番目・・・と登録した順に電話を自動架電しますので、これで対応漏れを防ぐことができます。

着信イメージ。通話後「#」を押すことで受領となります。

便利機能② 独自のアラートフィルタリングで大量アラートを集約して通知

もちろん電話での通知だけではなく、メールでの通知も可能ですが、IIJ統合運用管理サービス for Zabbixからのメール通知は、そもそも指定した条件以外のアラートは通知しませんので、障害に無関係なアラートは確認自体不要になります。
さらに、指定した条件が同一のメールは5分単位で集約して1つのメールとして送付します。この機能がZabbixからの大量のアラートを防ぐので、確認と対応をすべきアラートが見やすく、明確になります。

アラートメールのイメージ


(クリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

便利機能③ チケットへのナレッジ蓄積

メリット①と②はアラートに関するメリットでしたが、IIJ統合運用管理サービス for Zabbixでは、チケット管理の機能も提供します。メリット②で集約されたアラートが自動でチケットに起票されます。この自動で起票される点がポイントで、チケット管理の最大の障壁である入力の手間を軽くする事ができます。


(クリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

もちろん一般的なチケット管理の機能は搭載していますので、対応結果などを入力頂くことも可能です。


(クリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

その他、同一ノードで過去発生したアラートなど類似のチケットを検索することもできます。


(クリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

メリット①の電話通知の結果がどうなったのか、その後の対応はどのようになっているのかをタイムラインで表示するので、対応状況が確認しやすくなっています。


(クリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

■今だけ月額4800円!無料トライアルもかんたん!

このようなメリットのあるIIJ統合運用管理サービス for Zabbixが、今ならZabbixの台数や監視サーバー台数なども関係なく、4,800円/月で利用できるキャンペーンを実施中です!60日間無料で試せるトライアルも可能ですので、ぜひお試しください。
また、実際の設定方法や操作方法を学べるハンズオンセミナーも定期的に開催しております。ぜひご参加ください。

自動化への投資はありか?IIJ自身の運用効率化へのアプローチ

カテゴリー: イベント, サービス情報, 統合運用管理
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2018/1/30に福岡、3/26に東京で行われたセミナー “運用自動化は何をどう「自動化」すれば効果がでるのか?監視データをどう「分析・活用」するべきか?”にて、IIJ統合運用管理サービスの開発責任者である福原が登壇しました。その内容をレポートいたします。

本セミナーはオープンソース活用研究所様が企画運営されている「マジセミ」というコミュニティの皆様が参加されるセミナーです。
「マジセミ」とは、“IT企業が単なる売り込みではなく、参加者のために本当に「役に立つ」情報を提供する、”本気”の情報提供セミナー“ということで、参加者の期待も高く、80名規模のセミナー会場はほぼ満席となる盛況ぶりでした。

弊社の福原は「自動化への投資はありか?」と題して、IIJの実際の運用効率化手法と、そのメソッドを盛り込んだ「IIJ統合運用管理サービス」の概要について講演をいたしました。

「クラウド化=効率化」ではない

クラウドが普及し、企業がITインフラの選択肢としてクラウドサービスを採用するケースも増えてきました。しかしクラウド=効率化とは言えない現状があります。

IIJのお客様の半数以上が「複数のクラウドを併用している」との調査結果もありますし、「自社DCでの運用は今後も残る」という企業も60%以上存在します。
つまり、システム運用は今後も様々な環境への対応が必要となり、クラウドの採用によってインフラのコストは下がっても、運用の負荷とコストはむしろ上がっているケースも多くあると言えます。さらには、運用担当者の数は減少傾向にあり、このことも運用環境を厳しくしています。

IIJの運用効率化へのアプローチ

IIJ自身、これまでたくさんのお客様のシステム運用を請け負ってきたなかで、同様の問題を抱えていました。そこで、「統合」と「抽出」と「自動化」という3つのキーワードで運用効率化にアプローチしました。

統合:97%のアラートが不要だった

まず、Zabbix含む様々な監視システムのアラートを、1つのデータベースに統合しました。統合したアラートを調査したところ、約97%がメンテナンス時にどうしても発生してしまうアラートや、既に把握している障害から発生されるアラートなどであり、障害対応としては不要なものでした。

抽出:必要なものだけにして、94%を自動処理

97%が対応不要となると、残り3%の必要なアラートにフォーカスする必要があります。そのためにはアラートのフィルタリングが必要となります。
具体的には、まずアラートの要否判定の自動化を実施しました。計画メンテナンス中に発生するアラートなどがこれで対応不要となります。
次に、同じ原因に起因するアラートを重複排除しました。例えば原因が1つのデータベース障害であっても、たくさんのアラートが発生します。それらを自動で重複排除するなど、必要なアラートのみを確認しやすいようにしました。
最後に自動化です。アラートや対応結果の電話通知やメール通知の自動化、さらにはチケット起票などの処理を自動化しました。すると、94%が自動化できました。

自動:残った6%の48%を自動処理

残った6%は手順書をもとに手作業での対応です。しかしその中身を分析したところ、その7割程度がWindowsのサービス起動手順、UNIXのプロセス起動手順などの比較的シンプルな作業でした。
さらに、IIJがお客様から請け負っている運用の手順書は約5万本程度あるものの、ある月はそのうち180本程度の手順書しか使っておらず、よく見ると同じ手順書を使って同じ処理を4,500回実施しているケースも見られました。
条件に応じたプロセスの実行とエラー発生時のログ収集などがあり、これらを自動処理することにしました。その結果、48%の作業の自動化に成功しました。

IIJはこのようにして、運用作業の大幅な効率化を実現しました。

「統合」と「抽出」と「自動化」を一つのシステムで実行

これまでご紹介したIIJの運用効率化事例は、独自開発した「IIJ統合運用管理サービス」によって実現しました。「IIJ統合運用管理サービス」では、統合、抽出、自動化を一元的に実現できます。まず、アラートの統合は各種監視ツールからのアラートをAPIやメールで収集し、統合します。その上で、必要なアラートのみに抽出を行います。抽出したアラートから、条件に応じて自動対応できるものは、各種スクリプト実行の機能によって自動対応します。


詳細はぜひお問い合わせください!

IIJの統合運用管理サービスは既に多くのお客様に利用されており実績豊富なサービスです。ご紹介したとおり、IIJもこのサービスを活用することで多くの効果を上げています。詳細のご説明やデモ、検証利用も可能ですので、ぜひお問い合わせください。